tkdです。
2016年モデルも続々と入荷しては納車の日々です。
ふっといタイヤまみれです。
ご予約頂いているお客様にはお待たせしておりますが、順番に組んでいますのでお待ちください。
SALSAのBEARGREASE X5は入荷して展示販売中です!!
BEARGREASE X7は、早速お嫁行き決定です。
ありがとうございます!!!
MONGOOSE ARGUS KIDSも入荷して組み立てしていますよ。
今月中にSURLY WEDNESDAYが入荷の予定です。
ご来店お待ちしておりまーす!!
「Reverate Designsのブースを見てきてください!」とインターバイク視察と例の大勝負のためにラスベガス滞在中のSAMさんにお願いして写真を撮ってきてもらいました。
すごい人で写真を撮るのも精一杯だったそうです。
そのレポートはこちらに。
無理を言ってすいませんでした。
そして、ありがとうございます!
SAMさんのブログから写真を拝借して注目の新製品に思う事が少々。
この写真の自転車に取り付けられているフレームバッグ。
RIPIO FRAME BAGS
ホリゾンタルやちょいスローピングフレームの汎用フレームバッグです。
SURLYがこれで・・・。
そんな、噂もあったりなかったりしたのですが・・・。
すごーーーーく期待しているのですよ。
SALSA VAYAやSURLY CxCに。
SALSA WARBIRD用が販売されているんだから・・・。
ほんとにこれがSALSAやSURLYから発売してくれると良いんですけどね。
各種フレームのサイズにぴったりなダブルネームのフレームバッグが欲しい方も多いと思います。
手工業ゆえこれ以上ラインナップを増やすのは難しいのかもしれませんが、是非ともSALSAとSURLYから発売してもらいたいものです。
エリックさん、よろしくお願いします!!
2007年にアラスカ州アンカレッジで誕生したReverate Designsはブランド名をEpic Desingns→Reverate Bike Gear→Reverate Designsと変えてきました。
「だからなした?」という話なのですが、バッグを作っているのはオーナーのエリックさん他数名とエリックさんの愛犬(だったはず)。
エリックさん自らアラスカの過酷な環境でテストして製品化しています。
多数のエンデュランスレーサーやアドベンチャーサイクリストにサポートしていて現場からのフィードバックが凄いです。
作る度に仕様変更があります。
モデルチェンジを繰り返す度に使い勝手が良くなり、コンペティションな部分も強く強調され洗練されたものに変わってきます。
実際に使用して感じた事は、次のロットで仕様変更されていたりします。
仕様変更箇所を見ると「みんな同じ事を思っていて、それがフィードバックされたんだな」とニヤニヤしてしまいます。
実際に、日本に正規に輸入される前に個人輸入したお客様と、自分が個人輸入したシートバッグの作りに違いがあります。
写真が無いのですが、SPOTというGPSロガーを入れる小さなバッグを取り付けるループが自分のシートバッグには追加されています。
TOUR DIVIDなどエンデュランスレースでの装備運用がレギュレーションで義務づけられたからです。
個人的に輸入したのも2012年のSALSA JAPAN TOURに参加してジェイソンやマイク、ケリーに「レベレイトのバッグはどうなの?」と聞いたところ「もし、本気でBIKEPACKINGをするなら必ず必要だしとにかく素晴らしいものだから早く手に入れなさい」と言われてです。
帰ってきてから即注文して数ヶ月後に無事届きました。
アドバイスをしてくれたジェイソンは、SALSA JAPAN TOURではCarousel Design Worksのバッグを使っていましたが(笑)
でも、彼等は普段からReverate Designsのバッグを愛用しています。
意識はしていなかったのですが、自分が初めて見たReverate DesignsのバッグはSURLY JAPAN TOUR 2010(札幌2日目)です。
デイヴさんのTRAVELERS CHECK。
この時は、「このバッグはなんだろ?」くらいで興味は無かったです。
フレームバッグのベルクロテープにリフレクターが入っています。
初期のReverate Designsはリフレクター付きのベルクロテープが特徴です。
シートバッグは、Reverate Designs製のプロトタイプかもしれないです。
SURLY JAPAN TOUR 2012のときのデイヴさんのKRUMPUS。
Reverate Designsのバッグを使っています。
フレームバッグはReverate Designs製のSURLY KARATE MONKEY、KRUMPUS用です。
この時に聞いた話ですが、デイヴさんは男性用避妊具を緊急時のウォーターバッグに使うため常に持ち歩いていると。
いざって時に使えますね・・・いざっ!
SALSAとSURLYのフレームバッグもReverate Designsで作られています。
すばらしいクオリティです。
コンペティションな部分が多く使い勝手を犠牲にしたところもありますが、そこがカッコいい!!
使用する生地などは「これ以上のものがあるのか?」と思わせる物を使用しています。
アウトドアギアが好きで生地やつくりにこだわりのある方なら納得の価格と思います。
サムズバイクでもできるだけ在庫するようにしていますが、生産が追いつかないのか入荷は少ないです。
たぶん、代理店で奪い合ってさらに小売店で奪い合いです(笑)
乗っている自転車に合うサイズを見かけたら購入しても間違いはないでしょう。
むしろ、購入したほうが良いです。
「フレームバッグはまた今度」と言ったお客様で今度が無い方も多いので。
ここで、上記で出てきたCarousel Design Worksについて。
自分が知る限り近年のBIKEPACKINGギアの先駆者ブランドの1つにCarousel Design Worksがありました。
カリフォルニア州シエラネバダ山脈の近くで2006年くらいに誕生したガレージブランドで2011年には生産を辞めています。
オンラインのみでオーダーを受け製作販売していました。
公式なものはflickrだけ残っています。
自分の中では伝説のブランドでSALSA JAPAN TOURで実物を拝めたのは良い思い出です。
ジェイソンの使い込まれたCarousel Design Worksのシートバッグとトップチューブバッグは大迫力でした。
これらBIKEPACKINGギアの普及は、U.L.ギアの普及とほぼ同時進行です。
Carousel Design Worksは、続々とリリースされるU.L.ギアを見てワクワクしながら作っていたのでしょうね。
ただ、時代が追いついていなかったために苦労も多かったと思います。
自転車ツーリングと言えば、サイドバッグやトレーラーを引っ張ってという時代なので難しいです。
しかしCarousel Design Worksから、昨今のBIKEPACKINGが始まったと言って良いでしょう。
実際にジェイソンのCarousel Design WorksとマイクのReverate Designsのシートバッグを見比べたのですが、基本的なつくりや素材まで同じでした。
現在、各ブランドが販売しているバッグも基本的にCarousel Design Worksが原型になっています。
Carousel Design Worksがいかに洗練された完成品を作っていたかが伺えます。
星のマークにぐるぐる矢印のCarousel Design Worksのブランドロゴはあこがれであり遠い存在で手の届かないブランドです。
私tkdは2011年の初秋、昨今のBIKEPACKINGギアの成り立ちを調べていくにつれ「なんだこれ?こんなのツーリングじゃない」から「可能性が広がる!やりたい!やるぞ!」に気持ちが変わっていきました。
2012年の夏までに、キャンプ道具も見直しバッグも揃え臨戦体制を整えました。
近場で一泊二日のキャンプツーリングでも全く問題もありませんでした。
楽で楽しいと思えるくらいです。
ガレージブランドのバッグに触れ、実際に使い始めて「もうちょっとこうだったらなぁ」と不満も出てきました。
しかし、ガレージブランドオーナーの気持ちを尊重し無改造で補修しながら使っています。
記憶に残る大冒険やエンデュランスレースに勝つための夢と希望を詰め込んだバッグを作っているガレージブランドオーナー達。
そんな、ガレージブランドオーナー達の気持ちを知るためにも、私tkdはミシンを手に入れフレームバッグを自作する暴挙に(笑)